黒田硫黄は宮崎駿も認めた天才…顔、本名、作品、病気全て紹介いたします。

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本日は月刊アフタヌーンや月刊IKKI、COMIC CUE等で連載経験のある黒田硫黄について迫ってました。

あのアニメ界の巨匠・宮崎駿さんも認める天才である黒田硫黄さんの詳細をご覧ください!!

黒田硫黄の作品及び経歴について

黒田硫黄、札幌市生まれ、男女の双子で誕生。誕生日は1971年1月5日。46歳(2017年現在)。子供のころから東日本中を引っ越しを繰り返して生活をしていた。その回数は10回を優に超える回数である。そのためか黒田本人は「東日本」出身と称している。

大学は一橋大学法学部・社会学部卒業。経済学部中退。アニメ研究会所属。在学中に「蚊」「熊」「南天」「遠浅」の4編によりアフタヌーン四季賞秋のコンテストで四季賞受賞。漫画家デビューをする。

「大日本天狗党絵詞」(講談社・全4巻)「茄子」(講談社・全3巻)「セクシーボイスアンドロボ」(全2巻)「あたらしい朝」(全2巻)「アップルシードα」を連載。ほかに短編集に「大王」「黒船」「大金星」がある。

これらの作品はどれも面白いが、特に「大日本天狗党絵詞」の持つストーリーのダイナミズムには圧倒される。今のところいくら読んでも、飽きが来ない内容である。

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この漫画を読んでイメージしたのは水木しげるさんの悪魔くんシリーズである。とくに「悪魔くん千年王国」が聖書などのイメージをストーリーに取り入れながら独自のストーリー展開と、やはり「復活」という希望を描いているのに対して、「天狗党大日本絵詞」はその希望を一切描くことをせずに、あくまで日常の中の絶望の地平線を描く坂口安吾の「白痴」のような展開を見せている。

崩壊の絶望よりも漫画の持つダイナミズムが勝っている奇跡的な作品である。

黒田硫黄さんの顔と本名について

黒田硫黄さんの顔と本名は謎に包まれている。

つまり黒田硫黄さんは覆面漫画家なのだ。確かに漫画家は作品が命であり、そこに付随する本名や顔は必要ないかもしれない。「大日本天狗党絵詞」の表紙裏に写真が載っているが、女装をしている。もしかしたら、男性というのも嘘で、実は女性なのかもしれない。

ちなみに「黒田硫黄」のペンネームの由来は「黒田」と「おもちゃの「火星大王」から来ているらしい。「火星大王」はブリキロボットの一つで非常に風格のあるカッコいいロボットである。

黒田硫黄さんの病気について

黒田硫黄さんは体調不良のため、漫画が未完で終わったり、長い不定期連載になったりすることがある。これは読者にとって、非常に残念なことで、回復してほしいです。ちなみに黒田さんの病気の名前は「色素性絨毛結節性滑膜炎(PVS)」で、単関節の関節滑膜の増殖性疾患である。大変珍しい病気で腰の骨に穴を開けたりして大変だったらしい。

また、黒田さんは気管支喘息で入院を何度もしている。(wikipediaで調べた。)

私も幼少のころ喘息を患っていたが、入院することはなかった。しかし入院するほどとは、かなり大変だったのだろうと推測は出来る。呼吸もままならず、常に背中がしびれる感じがするのだ。

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そんなことを考えながら、黒田さんのブログ2008年10月22日)を読んでいたら、気管支喘息で今年2度目の入院をしたとことが書いてあった。漫画も添付しており、「すごーくがんばってしゃべっているからです。」というセリフとおすすめの健康法を「ちょっと本気で」探しているところに、共感した。喘息は治ることよりも、いかに喘息がおきないようにするかが、大事なので 日頃の健康管理が重要なのです。

黒田硫黄さんと宮崎駿さんの関係

「茄子」の帯に「「アンダルシアの茄子」を引用して宮崎駿さんは「この漫画の面白さがわかるやつは本物だ」と書いている。その後、「茄子 アンダルシアの茄子」と「茄子 スーツケースの渡り鳥」と二度アニメーション化されている。

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監督は高坂希太郎さんで、宮崎駿さんと交流があり、宮崎駿さんが「茄子」を読むように勧めたらしい。これにより黒田硫黄の作品がより多くの人に知られるようになった。

もともとエンターテイメントの部分が大きい漫画家ではないが、それよりも作品や物語の質が多くの人に訴えかけるものがあることが証明された。

私はアニメ化された「茄子」を二つとも視聴した。非常に面白い作品で、自転車競技に興味がある人はぜひ一度見てみることをお勧めする。

選手同士の駆け引きなどスポーツを見る楽しみを得られるし、そこで描かれる人間模様も魅力的だからだ。

しかし正直なところ、私は黒田漫画の方が好きだ。それは黒田の作品には漫画に埋没する楽しみを感じられるからだ。一つ一つの線やコマに感動して、読み終わった後、また読みたいと思う漫画家を私は黒田硫黄しか知らない。
もしかしたら知っているかもしれないが、今は黒田硫黄が復活して火星大王の奇妙な郷愁を感じさせながら、闊歩する姿を見てみたいのだ。

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by カエレバ