「次にくるマンガ大賞 2019」Web漫画部門にエッセイ漫画がノミネートされた島袋全優先生は、緊急入院という名の休載を繰り返しながらも面白い漫画を描き続けてくださっています。
病気をしつつも漫画家を続けている島袋全優先生の顔や本名、性別や手術、三重への引っ越しについて調査してみました。
Contents
島袋全優の経歴・出身地・年齢・プロフィール
まずは島袋全優先生のプロフィールをどうぞ。
名前 | 島袋全優 |
出身地 | 沖縄県 |
年齢(生年月日) | 1991年8月13日 |
経歴 |
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作品 |
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島袋全優先生は、しょっちゅう入院するほど病弱な漫画家です。
学校に通っていた19歳の時に、1万人に1人の病気と言われる、発症原因不明の難病特定疾患と診断されました。
慢性持続型全大腸型潰瘍性大腸炎で、23歳の時に大腸を全摘出しましたが、現在でもしょっちゅう入退院を繰り返しています。
そのたびに休載するのですが、本人はお家芸と称するほどの余裕っぷりです。
ストーマは5回目で、10回目の手術が無事に成功しました。
プロフィールの経歴の部分が、病歴のようにも見えますね…
島袋全優作品一覧
蛙のおっさん
引用元:Amazon
こちらは、島袋全優先生の記念すべき第一作目となります。
頭部のみが蛙の謎の中年男性と、小学生の男の子とその母の、3人の同棲脱力ギャグ4コマ漫画です。
2巻まで発売されています。
単行本第一巻に収録された13話中、5話くらいは入院中に病院のベッドで描かれたものだったそうです。
働いていない蛙のおっさんや、性癖が異常な小学生、頭部がハエで羽も生えている男性と、触覚と羽だけが生えているその娘など、登場人物が個性的な漫画になっています。
何故か実写ポスターまで作られました。
引用元:Twitter
実写ポスターで蛙のおっさんのかぶりものをしているのは、島袋全優先生の担当の方らしいです。
編集のお仕事って大変ですね…
ちなみに現在、蛙のかぶりものは島袋全優先生の手元にあるらしく、島袋全優先生のお兄さんが被って遊んだり、島袋全優先生と一緒に写真に写ったりしています。
腸よ鼻よ
引用元:Amazon
こちらは、島袋全優先生の闘病エッセイ漫画です。
国の難病指定が発覚してからの辛く苦しい入院生活や医師による誤診など、なかなか笑えない現実も面白おかしく描いています。
現在進行形で治療中のため、連載もしょっちゅう作者緊急入院や手術のために休載になります。
病気なのに漫画を描き続けている姿はすごいですね…
島袋全優先生が漫画家になるまでの様子も描かれています。
病状はなかなかシャレにならないものばかりですが、出てくる人物が個性的なため、漫画自体はとても笑えるものになっています。
しかし、漫画のために脚色しているとはいえ、どう考えてもこれはフィクションだろうと思われる登場人物も出てきます。
その主な人物が、いいネームがあると捕食し、雄たけびを上げ、空を飛ぶ漫画の担当Mさんです。
その他にも一部脚色がひどいですが、少女の闘病と漫画作成を頑張る様子を描いた作品になっています。
扉絵で腸にやさしいレシピを紹介しているため、腸の弱い方にも好評です。
「腸よ鼻よ」はGANMA!で無料で読むことができます。
単行本一巻は2019年9月13日に発売予定です。
Twitter掲載単発漫画
引用元:Twitter
島袋全優先生は、Twitterをやってらっしゃいます。
普段は日常の何気ないことをつぶやいていますが、たまに1ページ漫画や4ページ前後の漫画などを掲載しています。
たこ焼き屋さんで働く店長さんの抱える秘密をテーマにした漫画や、死に場所が被ってしまった男性たちの漫画など、どれも短い枚数で笑える作品となっています。
短くて面白いので、たまに記事にまとめられていることもあります。
島袋全優の性別は女性?
島袋全優先生は、女性です。
美少女です。
…と、先生本人が自己紹介でおっしゃっています。
エッセイ漫画「腸よ鼻よ」の中でも自身を女性として描いているので、美少女かはともかく、女性であることは間違いありません。
しかし、読者の中には、漫画を読んだ時は女性だと思ったがTwitterを見たら男性なのかと思った、という人もいるようです。
他にも、自分の事を美少女化して漫画を描いているヤンキーのお兄さんだと思っている人もいました。
Twitterで話す内容が、黒歴史を暴露したり、全体的に女性っぽくないことが原因かと思われます。
また、自身は美少女にも関わらず、母親から「あんたの洗濯物、お兄ちゃん(4つ年上の成人男性)と同じ匂いがする」と言われたり、歌舞伎町でメキシコ人に「男?女?どっち?」と言われたことがあったりするので、男性にも見える美少女なのかもしれません。
見た目を男性に間違われるのは、おそらく短髪だからかと思うのですが…
ちなみに、エッセイ漫画などで描かれる島袋全優先生の自画像は、学生時代はおさげの女の子で、現代版はバブリーな女性です。
引用元:コミックナタリー
Twitterでのエッセイ漫画では、動物のような顔に短髪姿で、裸を描く配慮からか男性化しています。
引用元Twitter
美少女とは何か?と概念を考えさせられる存在なのでしょうね。
島袋全優の顔画像
引用元:Twitter
島袋全優先生の顔画像はこちらです。
普通の漫画家さんは、自画像をイラストで描いたり、代表作のキャラクターをアイコンに使っている場合が多い印象なのですが、島袋全優先生は自分の顔画像をTwitterのアイコンにしています。
しかし、顔に色々手を加えすぎているので、素顔がよく分かりません。
かろうじて分かるのは短髪で金髪ということだけです。
23歳の時に薬のせいで死にそうになるくらい大変な事になったらしく、その時からいつ死ぬか分からないなら、好きな服装や恰好や髪型をやっておこうと思ったそうです。
そこからずっと金髪を続けているそうです。
引用元:Twitter
こちらの画像では、島袋全優先生が綺麗なチャイナドレスを着てゴキゲンな様子が映っています。
手に持っている小物がちょっとやんちゃな感じがしますが、好きな事をして楽しそうにしている様子がとてもよく分かりますね。
金髪などの好きな格好をしているせいで、身体に大変なことを抱えている身には見えないらしく、ストーマをする際に誰でもトイレを使うと変な目で見られるそうです。
島袋全優の本名は?
島袋全優(しまぶくろぜんゆう)先生の本名については、情報が出てきませんでした。
島袋というのは、沖縄県で多い苗字ランキング8位なので、もしかしたら本名かもしれないですね。
エッセイ漫画の中では、母親などに「全優(ぜんゆう)」と呼ばれていますが、これが本名かどうかは不明です。
沖縄県民の感覚は分かりませんが、女の子に「ぜんゆう」という響きの名前を付けるでしょうか?
最近の名づけは個性的なので分かりませんが、島袋全優先生の場合はおそらくペンネームではないかと思います。
島袋全優は手術で三重県へ
島袋先生は、2018年5~6月頃、治療のために沖縄県から三重県へ引っ越したそうです。
「津市へいく」とツイートしているのですが、病院が津市なのか居住地が津市なのかは不明です。
毎日お姉さんにお弁当を手作りしているとのことなので、お姉さんと一緒に引っ越されたのでしょうか?
島袋全優先生が19歳の時は大学生だったお姉さんですが、社食がどうとか言っていたので、三重県で就職をしたのでしょうね。
ちなみに、三重県に引っ越してから新居より先に病院へ行ったそうです。
さすが島袋全優先生ですね。
手術の為に三重県へ、とのことですが、既に10回も手術を繰り返しているため、どの手術かは不明です。
時期的に考えて腸閉塞かと思われますが…
カラスや虫がでかいとツイートしたり、方言についてツイートしたりなど、まだ三重県に慣れていない様子です。
三重県で少しでも体がよくなるといいですね。