最悪の殺人犯・夜神月という主人公の死をもって終了した人気作デスノート。
数々の伏線や推理などの頭脳戦を繰り広げた作品でしたが、最後は人間ではなく死神の手で決着がつくこととなりました。
今回は、最終回に出ていた最後の謎について迫りたいと思います。
最後に出てきた、キラに祈りをささげる女性の正体は一体誰なのでしょうか。
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デスノートの最終回に出てくる最後の女性は誰?
引用元:超・ジャンプまとめ速報
デスノート最終回は、主人公・夜神月の死から一年後の舞台から始まりました。
世界はキラが現れる前の荒れた状態になり、道路は暴走バイクが走り、麻薬取引が行われるまでになりました。
そして、三日月が夜空に浮かぶ中、ロウソクに火を灯しローブに身を包みながら、長い列を作って山脈を歩く人々の描写がありました。
たくさんの人がいる中、たった一人の女性が人々に見守られながら先頭に進み、ロウソクを置きキラに祈りを捧げます。
聖母マリアをも思わせるようなこの女性が一体誰なのか、気になりますね。
デスノートの最後の女性の正体は弥海砂(ミサミサ)?
引用元:超・ジャンプまとめ速報
キラこと夜神月を愛していたのが、同じくデスノートを手にし、かつては第二のキラとして活動したこともある弥海砂(ミサミサ)です。
初登場時から夜神月に対しての好意は強く、物語後半では同棲・婚約発表の予定などもあり、すっかり彼に心頭している様子でした。
ただ、ミサはノートに関する記憶を失っており、夜神月がキラであることを知っていたとは思えません。
また、最終回には登場はしませんでしたが、解説本である13巻に「2011年2月14日に死亡した」と記載があったとのことです。
ニアと対決し、夜神月が死亡したのが2010年1月28日。
作者の大場つぐみ先生によれば、「松田あたりが夜神月が死亡したことを漏らしてしまい、それを苦にミサは自殺した」といったところだということです。
夜神月の死から一年以上ありますが、その間にキラ信者になっていたとも考えにくいですし、最終回の最後の女性はミサとは違うでしょう。
デスノートの最後の女性の正体は夜神月の妹である夜神粧裕?
ユグドラシル・【クオリティオブライフ・モアヒューマン・トポロジー】
メロとの取引のせいでマフィアに誘拐され人質となった夜神粧裕(さゆ)。
その後は精神的ショックから大学を休学し、療養生活に入っていました。
兄である夜神月のことは普通に慕っていましたが、彼がキラであったことを誰かが漏らす可能性は低いでしょう。
また、彼女自身がキラを崇拝している描写もなく、彼女の環境や性格からしてキラを好むとは思えません。
もし兄がキラであったことを知っても、祈りを捧げたりはしないでしょう。
よって、夜神粧裕も違うと思われます。
デスノートの最後の女性の正体についての考察とまとめ
引用元:超・ジャンプまとめ速報
最終回に現れた最後の女性は、あんなに大勢の崇拝者の中から代表者として扱われているように見えます。
おそらくは、キラが裁いてきたものたちに直接虐げられてきた方なのではないでしょうか。
長い列を作っている人々も、キラに救われてきたのでしょう。
その中で彼女は特に、キラに救われたのかもしれません。
だからこそ、同じようにキラに救われた人々が代表者として選んでくれたのではないでしょうか。
また、解説本である13巻には、「特に誰でもないキラ崇拝者の一人」と記載があったそうです。
最終的にキラという存在はニアたちによって否定されましたが、夜神月本人が考えていたように、キラによって救われていた人々が本当にいたのだという証拠なのでしょう。
たくさんの人が救われた、誰かが救われた、だけでは結局曖昧で、本当に救われたのかよく分かりません。
だから最後に「キラに救われた崇拝者の一人」である女性をクローズアップしたのではないでしょうか。