寺嶋裕二(ダイヤのA作者)大学や高校,嫁(結婚相手),年収,陶芸?の腕前も調査!!

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「ダイヤのA」の作者、寺嶋裕二さんの経歴と作品について調査をしました。大学や高校生活など学歴について、また趣味である陶芸や、プライベートな部分までお伝えいたします。

寺嶋裕二さんの経歴と作品について

寺嶋裕二さんは日本の漫画家です。生年月日は1974年5月10日。香川県仲多度郡まんのう町出身です。2017年現在では、43歳になります。血液型はO型です。

寺嶋裕二さんは小中高と野球に熱中していた野球少年でした。香川県立善通寺第一高等学校時代は左利きだったためもあり、2年まで一塁手で、3年からは外野手で5番を打っていました。

練習試合では投手をしていたこともあり、2年夏の香川予選でベスト4に入りましたが、3年夏には2回戦で敗退しています。

漫画の単行本の折り返しには高校時代のエピソードが掲載されています。

インタビューによると、寺嶋さんは特別、野球をやりたくて高校に進学をしたわけでもなかったそうです。そのため大学に入学したときも、野球をするといい、実際に野球部に所属をしてそうですが、卒業のころには漫画家になろうと思っていたそうです。

大学に入学したときは、兄がバンドをしていたことも影響して、軽音楽部に入っていたこともありましたが1年で辞めてしまいました。

この大学在学中に読んだ高橋ヒロシさんの「クローズ」に影響を受けて、漫画家になることを決意します。

大学卒業後、上京し、最初の1年は警備員などのアルバイトをしながら持ち込みを繰り返していました。その結果、月例賞(MGP(マガジングランプリ))にて奨励賞を受賞しました。

第61回、第62回と週刊少年マガジン新人漫画賞でも同じように佳作を受賞して、1999年に62回受賞作だった「メンバー」で「マガジンFRESH」より漫画家デビューを果たします。

2002年から「マガジンSPECIAL」にてテニス漫画「GIANT STEP」を2年間にわたり連載をしました。

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2003年には「週刊少年マガジン」にて「橋の下のバットマン」、2005年には「幻の甲子園」の読み切り掲載を其々しました。

そして2006年5月からは「ダイヤのA」の連載を開始しました。

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「ダイヤのA」は野球漫画です。

主人公が野球の名門高校に入学して甲子園出場を目指して、ピッチャーとして成長していく姿が描かれています。

この漫画の特徴はいわゆる高校の弱小部が徐々に強くなっていく形ではなく、あらかじめ部員が100人近くいる野球部を舞台にしている所です。

つまり、舞台に立つためにはミスが許されない状況、つまり出場選手同士がライバルとして、研鑽を積んでいく形をとっています。

専門的な技術を必要とするスポーツでは当たり前のことで、弱い部活というものは、まず部員が非常に少なく、そのため部費も少なく、選手も活発的でなくなります。

限られた数の部員だけで強豪校と対決していくスポーツ物のファンタジー性をどのように取り除けるか、がテーマの一つになっています。

主人公はその中でも専門職のつよいエースピッチャーを目指しています。特色としては主人公のピッチングスタイルがバックの守備を信じ、打たせて取るというものです。

高校野球の場合は、聞いた話ですが強いピッチャーが一人いれば、強い打者が一人いれば、ある程度、その部活は活発になるそうです。

将来、プロの選手になる可能性もあるからです。そのため、ピッチャーやバッターに対するプレッシャーが強くなります。ピッチャーは打たせて取ることは難しくなるからです。

それに対して、「ダイヤのA」は周囲を信じています。自分のいた環境がいかに劣悪だったのかを、野球名門校に入ることで知ることになるのです。

つまり、自分自身を見出してくれた野球部を信じることがこの漫画のテーマになっています。

少しわかりづらいですが、可能性と環境は非常に重要だということが分かります。もし周囲がひどい環境だった場合、磨かれない石は石のまま、消えていきます。

しかし、石を磨く環境がある場合は、その石が、ダイヤかそれとも石か、知ることが出来るのです。

タイトルの「ダイヤのA」は野球の内野を呼ぶ「ダイヤモンド」からも来ているそうです。

内側に入った外側の人間が、いかにその環境を、知ることになるかもテーマの一つです。

つまり、ダイヤの原石は既にダイヤであるということです。それは石ではありません。

それは自分の環境を信じ、時の流れを肯定するということです。

その中で行われた努力は、自分自身の力となります。また肯定力を強めます。

少し考えたのは、この時代の流れの肯定と、それに伴う努力が、必ずしも結果に結びつかないところです。

このような部活漫画の特徴は、常に努力と戦いの中にあることです。戦い続けることに対する疑問が一つもないのが、強豪校の特徴です。そしてそれに対して疑問を持たないようになっていくのがプロフェッショナルの作り方とも繋がります。

強豪校の場合は、強い選手でも、試合に出られない場合があります。その結果、プロの選手になることを諦める場合もあるのではないでしょうか。

その中でも地道に努力を続けていく選手たちと、其れに対比されるように、活躍をし続ける主人公たち。

主人公は外側の人間です。これはもしかしたら作者である寺嶋裕二さんが野球少年から漫画家を目指し、結果漫画家になり、野球をテーマに作品を描いていることにもつながるのではないでしょうか。

野球は寺嶋さんにとって青春といっても過言ではないでしょう。そして、その過去(思い出と言ってもいいかもしれません。)があるからこそ、今の漫画家として仕事がある。

そのスタンスが寺嶋さんの中にあるからこそ、寺嶋さんは野球漫画を描き続けているのではないでしょうか。

インタビューによると高校、大学時代と、特にやる気もないままに続けた野球部活動だったそうです。しかし、それが今の寺嶋裕二さんまでつながった青い道なのかもしれません。

寺嶋さんはまた、ロックバンドのBACKHORNの大ファンを公言しており、「ダイヤのA」のなかでも主人公たちが登場人物にロックバンドのメンバーの名前をつけたり、バンドの曲をカラオケで歌うシーンがあります。

また、忌野清志郎さんの歌を「週刊少年マガジン」の巻末コメントに取り上げていました。

暗に反原発派か、との意見もありますが、それよりもナチュラルに原発などに対する反発感情があるのだと思います。

それは寺嶋裕二さんが一貫して、環境と才能は比例することをテーマに漫画を描いていることとつながるからです。

「ダイヤのA」は第53回(平成19年度)小学館漫画賞少年向け部門、第34回(平成22年度)講談社漫画賞少年部門を受賞しています。特に「ダイヤのA」は「週刊少年マガジン」連載作品なので発行元は講談社になり、かなり異例の受賞になります。

漫画の出版における文化が大きく成熟してきたこととつながるようです。

また、2013年と2016年にはTVアニメも放映されています。

スピンオフ作品も存在して、「ダイヤのB!! 青道高校吹奏楽部」が講談社の「マガジンポケット」で連載されています。作者は馬籠ヤヒロさんです。

寺嶋裕二さんの学歴、大学と高校について

寺嶋裕二さんの卒業した高校は香川県立善通寺第一高等学校です。高等学校で普通科とデザイン科があるのは全国的に見ても珍しいそうです。

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また大学名を検索して探してみたのですが、出てきませんでした。大学を卒業したのですから、入学もしているはずです。

大学を卒業後、上京しているため、香川県にある大学である可能性が高いです…がそこまで分かりませんので、あまり推測しない方がいいでしょう。

寺嶋裕二さんの結婚とお嫁さんについて

寺嶋裕二さんは結婚されているのでしょうか。検索をしてみました。しかし、結婚しているのかもわからず、当然お嫁さんがいるのかもわかりません。

寺嶋さんにとっては、プライベートの部分はあまり公表したくないのかもしれません。それは「ダイヤのA」から読める通り、環境を大事にするスタンスをもった漫画家だからだと思います。

寺嶋裕二さんと陶芸について

寺嶋裕二さんは漫画家です、がこの世には同姓同名とまでいかなくとも、似たような名前が存在します。その名は寺島裕二さん。陶芸作家です。出身は愛知県瀬戸市になります。

生まれたのは昭和24年です。年齢的には寺嶋裕二さんの先輩にあたります。

漫画ファンや漫画読みなら寺嶋裕二さんといえば、自然と「ダイヤのA」が頭に浮かぶかもしれません。

しかし、陶芸ファンならば、自然と陶芸作家の寺島裕二さんの顔(?)が浮かび、彼が開窯した遊子窯が頭に思い浮かぶでしょう。

この世には色々な作家が存在します。寺嶋裕二さんは漫画家としてデビューした後「ダイヤのA」にたどり着くまで、10年掛かっているそうです。

寺嶋裕二さんは、「自分には自分が思っているより、何にもない。その時、自分の中にあるものが野球だった」とインタビューで言っていました。

作家になるということは、このようなことなのかも知れません。

寺嶋裕二さんの年収について

寺嶋裕二さんの年収はどのくらいでしょうか。

現在コミックスで「ダイヤのA」は全47巻、発売されています。また「ダイヤのA act2」は現在9巻まで発売されています。

とすると、現在で単行本は58巻まで出版されています。また、作品はアニメ化もされていて、注目されている漫画家の一人です。

年収には特に具体的に触れずとも、おのずとある程度のものでしょう。