『ワンピース』というマンガは、日本はもちろんのこと、世界中で愛され続けてから実に21周年もの時がたちました。(2018年現在)
ワンピースは漫画界の星でもあり、象徴でもある圧倒的存在であるともいえるでしょう。
日本中でその存在は知られていますし、主人公の名前はWikipediaを見るまでもなくほとんどの方が覚えている、時代を築いた漫画と呼ぶにふさわしい存在感を持っていると誰もが思っていることでしょう。
しかし、そんな漫画でもいつか必ず終わりが来ます。ワンピースの終わりとなれば、それはもう、日本のすべてのメディアが注目する大騒動が起きるはずです。
今回はそんなワンピースの最終回の予想を作者である尾田栄一郎先生の発言を踏まえて考えていきたいと思います。
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ワンピースの最終回はいつ頃!?近いかも?
という事で早速ワンピースの最終回がいつ頃にあるというのか考えていきたいと思います。
ここら辺は自分の妄想を垂れ流すだけではどうしようもないので、作者である尾田先生の発言を取り上げてみます。
尾田先生はワンピースの展開についてどう思っているのでしょうか?
ざっくりとまとめてみますと
・100巻は超えるの確定
・マリンフォード頂上決戦(約60巻)あたりが折り返し地点、つまり約半分まで来たとコメント
・最終回の構想は大体できてる(?)
とのことらしいです。
ちなみにですが2018年8月現在で既刊は89巻、約90巻というえげつない巻数を出版しています。まあ、同じ雑誌に200巻出した人もいるわけですが……
60巻あたりが半分と考えると単純計算で120巻あたりが最終巻となりますね。年月で表すと何事もなければ連載26年ほどで120巻に達します。
ちなみにワンピースは週刊少年ジャンプ2018年34号で21周年を迎えたばかりです。という事は、あと五年以内で終わる可能性もあるかも!?
「キッチリ120巻で終わるわけねーだろwwww」
とお思いの方もたくさんいらっしゃると思います。もちろんその通りで、編集部からのいろいろなてこ入れにより、予定した巻数で漫画を終わらせるというのは簡単なことじゃありません。
しかし、尾田栄一郎先生に関してはそうとも言えないのです……
なぜかというと尾田先生は「キッチリする」という強いこだわりを持っている方なのです!
字面を見ただけだとなんのこっちゃわからないかと思いますが、簡単に説明すると、『キリのいい話数(大体100話単位)で衝撃展開をぶっこんでくる』のがワンピースでは恒例となっていて(例外もあるが)、たとえば記念すべき100話目はルフィたちがグランドラインに突入した回であり、600話目は2年後に麦わらの一味がシャボンディ諸島に再集結した回でもあります。
800話目はドレスローザでの戦いが終わり、バルトロメオを中心とした猛者たちが麦わらの一味と子分盃をかわし、麦わら大船団がうまれた回でもあります。
他にも100話ごとの衝撃展開はいくつもあるのですが、とりあえずこのことから尾田先生はある程度話数をコントロールして、一定周期でこのように物語に重要な回をぶつけることへのこだわりがあるという事は理解していただけたかと思います。
ここまでしているなら、最終回となれば必ずキリのいい話数で終わらせることを考えているはずです。
先ほどは120巻できっちり終わるわけがないといいましたが、むしろワンピースが1200話などのキリのいい数字で終わらせられた場合、120巻もいかない可能性も十分にあります……
ワンピース最終回、構想はすでに決まってるの?
一部の都市伝説では、ワンピースの最終回の構想はもう決まっているのではないかといわれています。
というのも、尾田栄一郎先生が公開したワンピースの初期構想にはすでにチョッパーやブルックらしき人物が描かれているのです。
引用元 http://himasoku.com/archives/51711581.html
連載前後期構想ではすでにシャボンディ諸島に集結するメンバーはすべて出来上がっていました。
このことから察するに、大体もう最後までの道筋は決まっているんじゃないかともいわれています。
しかし、具体的にどういう風に話が動いていくか細かいところまですでに決まっているかははっきり言って微妙なところではあります。
尾田先生はウォーターセブン編では船大工のキャラクターを一通りだしてからロブルッチをラスボスにしたとおっしゃっていましたし、多少行き当たりばったりな面もあります。
つまり、「最初と最後はすでに考えていて、途中に後から思いついたものを挟み込んでいる」という事になるかもしれません。
これはマンガ家には珍しいことではないみたいで、『暗殺教室』で有名な松井優征先生も連載時には最初から最後まで話はひととおり考えていたとおっしゃっていました。
これからいろいろな回り道はできるかもしれませんが、最終的には尾田先生が考えていた一つの道に戻ってくるんじゃないかなと思ますね。
ワンピースの最終回は何巻ぐらい?
前述ではワンピースの最終回は大体120巻前後かそれより少ないかもといいました。
しかし、個人的な予測では、大体130巻、1300話前後まで続くのではないかと思います。
理由は二つほどあり、一つ目は自分が毎週ワンピースを読んでいるため、展開的にあと5年ほどで終わるようには思えないことです。
ワンピースは長いときは一つの大長編で優に2年を超えるときがあります。
若干ネタバレになりますが、今現在麦わらの一味は四皇カイドウが一部の拠点としている”ワノ国編”に突入しています。ワノ国は尾田栄一郎先生の読み切りの舞台となった場所でもあり、一部設定を引き継いだり、その存在が連載初期からかたられているなど、構想を練りつづけてた場所でもあると考えてます。
先生自身も連載史上一番壮大な話になるとおっしゃっていたので、おそらく3年ほどはかけてゆっくり話を進めていくのではないかと思われます。
ですのでおそらく5,6年ではすべての話をたたむには時間が足りないのではないかと……
二つ目の理由はちょっとメタな発言になりますが、編集が許してくれないのではないかと考えています。
ジャンプというブランドを引っ張っているのは間違いなくワンピースでしょうし、その看板作品を簡単に終わらせられるのか微妙なところではあります。
「ハイキュー!!」「僕のヒーローアカデミア」など有名作がドンドンでているのですが、いかんせん、同時に過去の有名作もどんどん終わりを迎えているというのが現状です。
銀魂もつい最近最終回告知があったばかりです。
というか5年あったら逆に上記の作品が終わっている可能性も十分にありますので……
雑誌としてはパワーダウンが重なるのは怖いので、ワンピースをできる限り引き伸ばしたいところでしょう。
そういった意味では、先生にも意図しない形で連載が続くこともあるかもしれません。
ワンピースの最終回が暴露されてる……!?予言者現る
※ここから先はちょっとネタバレ臭いです
2009年4月9日、2chにて以下のような書き込みがひろがりました。
少し未来のワンピースを教えますね。
麦わら一味はバラバラになりますが、新世界に入る前に再会します。
四皇の一角、白ひげ海賊団の白ひげとエースは死にます。
新世界に入ったら麦わら一味は七武海のドフラミンゴと戦います。
大将の一人が元帥になってもう一人の大将が辞めます。
ルフィが死に別れたはずの兄弟と再会します。
また四皇の誰かが死にます。(これは言えません)
麦わら一味が大海賊団の一つになります。
黒ひげが海軍を落とします。
黒ひげが海賊王になります…が、そこから先は言えません。
(2ちゃんねるより転載)
引用元 http://onepiece1.biz/mystery/887/
当時はまだ新世界にすらはいっていなく、一種のネタ書き込みのように思われていました。
毎週ワンピースを購読してる方ならもうお気づきでしょう……
この予言は今のところした二つ以外すべて的中しています!!!!!!!!
これは結構大事件なのですが、もしこの書き込みをした方が超能力者でもない限りは、何かしらワンピースの連載にかかわりのある人物からのリークではないかと予想されていて、したがってもう最終回までの構想はすべてできてるのではないかともささやかれています。
レス主が誰かはおよびのつかないところではございますが、このリークの最後の二つについては今後とも要チェックです。
ワンピースの最終回は?予想やネタバレ
こういった議論の行きつく先といえば、ワンピースの最終回予想でしょう。
現在ネット上では様々な予想が建てられています。
例えば、海賊王になったルフィがロジャーとおなじく処刑されたり、旅を終えたウソップが嘘つきおじさんとして海賊王のクルーだったことを言いふらしたりする、といった具体的な予想までされています。
多少ネタバレになりますが、新たなラスボス候補「イム」の登場により、これらの最終回予想にまた新たな説が加えられるかもしれません。
読者の声援によりこれほどに愛される作品となったワンピース。
その結末は果たしてどのようになるのでしょうか。