代表作「悪女聖書」で知られる、少女マンガ界の先駆けとして活躍していた牧美也子先生。
若い頃はどんな感じだったのでしょうか。
牧美也子先生の子供や本名についてや、現在は何をしているかも紹介します!
牧美也子の経歴、作品、出身地などのプロフィール
まずは、牧美也子先生のプロフィールをどうぞ。
名前 | 牧美也子(まき みやこ) |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
生年月日 | 1935年7月29日 |
経歴 | 高校卒業後に銀行に2年ほど勤め、退社。 1957年、デビュー。 1974年、第3回漫画家協会賞優秀賞を受賞。 1975年、モントリオール国際コミックサロンコンテスト第1位。 1989年、第34回小学館漫画賞を受賞。 1998年、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。 |
作品(一部) | 母恋ワルツ(1957年) 緋紋の女(原作:池田悦子) 星座の女 源氏物語(1988~1990年) 天女たちの夜 真昼・ららばい 失楽園 悪女伝説 悪女聖書(原作:池田悦子、1984~1987年) 恋人岬(原作:梶原一騎1976年) マキの口笛 好色五人女(原作:井原西鶴) |
牧美也子先生はもともと銀行に就職していましたが、ご実家の卸問屋が人手不足のため、銀行を辞めました。
実家の仕事を手伝ううちに漫画に興味を持って実際に描き始め、やがてデビュー。
最初はりぼんやマーガレットなどの少女マンガ雑誌で描いていましたが、その後はレディースコミック・女性週刊誌・青年誌で活躍するようになりました。
官能的でドラマ化までされた、代表作である「悪女聖書」をご存知の方もいるのではないでしょうか。
ほかにも、原作付きの漫画も多く描いていらっしゃいます。
実は初代リカちゃん人形のイラストを描いていたりと、少女マンガのあのまつ毛たっぷり瞳キラキラのイメージも牧美也子先生ならではのものと言えるでしょう。
牧美也子は現在何をしているか
引用元:Amazon
2023年では牧美也子先生も88歳になられます。
なかなかお仕事をするのも難しい年齢に感じられますね。
最近では、2023年6月2日発行の本「少女マンガはどこからきたの?」で、少女マンガ界の先駆者として、少女マンガを語りつくすという形で参加していました。
また、公の場に姿を現したという点では、2023年6月3日、2023年2月に死去した、結婚相手であった漫画家・松本零士先生のお別れ会の主催者として代表の挨拶をしています。
2019年には「松本零士&牧美也子の世界展」を開いたりと、とても仲の良いご夫婦でした。
ご高齢でしたので、きっと覚悟はしていたでしょうね。
2018年には、雑誌「女性自身」で、代表作である「悪女聖書」の誕生秘話を語っていました。
今後の牧美也子先生の予定は分かりませんが、身の回りが落ち着いたら、また少女マンガ関係や雑誌の取材で顔を見せてくれるかもしれませんね。
牧美也子の若い頃について
引用元:Twitter
松本零士先生と手塚治虫さんの自宅で出会った牧美也子先生は、1962年頃、27歳くらいの時に結婚しています。
画像は、結婚してから6年ほどたった1968年3月、書斎にて撮られた写真です。
二人の愛猫だった初代ミーくんもいます。
松本零士先生も牧美也子先生も若いですね!
牧美也子の子供について
引用元:コミックナタリー
牧美也子先生と松本零士先生の子供は、松本摩紀子さんです。
画像は松本零士先生のお別れ会の際の牧美也子先生(左)と長女の松本摩紀子さん(右)になります。
松本摩紀子さんは、松本零士先生・牧美也子先生の漫画制作スタジオとして設立した、有限会社零時社の代表取締役をしています。
現在、X(元Twitter)では、「ミーくん@零時社/松本零士」というアカウントが稼働しています。
設定としては、松本零士の愛猫ミーめことミーくんが「パパとママのことについて」ツイートしているのですが、もしかしたら代表取締役である松本摩紀子さんがツイートしているのかもしれません。
普通のお知らせならスタッフかと思いますが、松本零士先生をパパ、牧美也子先生をママと呼んで文章を作っているのですから、娘である本人の可能性が高いですよね。
牧美也子の本名は?
引用元:Amazon
牧美也子先生の本名は、よく分かりませんでした。
「牧美也子」が本名とされていますが、同じく漫画家の松本零士先生(本名:松本晟(あきら))と結婚していたため、少なくとも苗字は松本でしょう。
美也子が本名だった場合は、「松本美也子」が本名になりますね。
娘さんの苗字が松本なので、本名が松本なのは確定でしょう。