数々のweb漫画や、代表作「左ききのエレン」などで有名なかっぴー先生をご存知でしょうか?
自身の体験や知識を使って描く漫画の数々は、面白いだけではなく共感できるものが多いです。
ギャグ漫画からSF漫画、シリアスな漫画など、幅広い作風が特徴的なかっぴー先生についてまとめてみました。
ぜひご覧ください!
Contents
かっぴー漫画家(左ききのエレン作者)の経歴・出身地・wikiプロフィール
まずはかっぴー先生のプロフィールをご覧ください。
名前 | かっぴー(本名・伊藤大輔) |
出身地 | 神奈川の横浜じゃない田舎生まれ |
年齢(生年月日) | 1985年 |
経歴 |
|
作品 |
|
かっぴー先生は、小学生の頃から漫画家になりたいと思っていたそうです。
しかし、自分は絵がうまくない、漫画家になんかなれるわけがない、と挫折した時期もあったようです。
そのまま美大、広告代理店、WEB制作会社へと進んでいたかっぴー先生ですが、転機が訪れました。
同僚に言われて漫画をネットに載せてみたら、大反響があったんですね。
いわゆる、バズったわけです。
この時、同僚に背中を押されなかったらネットに載せていなかったかもしれないので、同僚さんに感謝ですね。
それをきっかけに、多数の連載をWEBメディアで始めたかっぴー先生。
連載以外にも、サントリーやグリコ、パナソニックなど広告タイアップもしています。
現在では会社を立ち上げて、社長をやっています。
素晴らしいサクセスストーリーですね。
作品についてなのですが、連載開始した年代がはっきりと分からず、連載中かも分からない作品があります。
すみません。
次からは作品について解説していきます。
フェイスブックポリス
引用元:note
フェイスブックのあるあるネタで話題沸騰した、かっぴー先生の記念すべき作品です。
なんと、60万PVいったのだとか。
時代に合わせたあるあるネタは、誰でも共感できるから面白いですよね。
SNSポリス(SNSポリスのSNS入門)
引用元:アニメ「SNSポリス」公式サイト
SNSポリスはフェイスブックポリスの続編です。
フェイスブックに限らず、TwitterなどのSNSを含めたあるあるネタになっています。
投稿の中身も見ないで「イイネ」を連発したり、最初から読む気のないニュース記事に「あとで読む」とコメントして掲載したり…
そんな極悪犯たちの行動を指摘する、笑えて学べる内容になっています。
なんと、アニメにもなりました。
アニメでは、声優として、あの南海キャンディーズの山里亮太さんも出演しています。
コミックスでは、タイトルが「SNSポリスのSNS入門」となっており、SNSを知っている人は代弁してくれる内容にスカッとし、SNSを知らない人にはまさに入門編としてふさわしい内容になっています。
おしゃ家ソムリエおしゃ子
引用元:Amazon
こちらは、おしゃれな部屋に住む男としか住めない、おしゃ家ソムリエであるイエーガー・おしゃ子が主人公の漫画です。
主人公の名前もあれですが、登場する男子たちの名前もちょっとおかしいです。
かなり勢いのあるツッコミで、一部の女子や男子にはあるあると思わせ、一部にはそうなんだ~と思わせるような、独特なギャグ漫画となっています。
Yahoo!不動産で連載され、2016年7月に、書籍が発売されています。
おしゃれキングビート!
引用元:はてなブックマーク
こちらは、主人公のおしゃれキングが若者やアパレルをぶった切るといったような内容になっているようです。
内容が内容なので、ブランドとのコラボは難しいのだとか。
CHOKi CHOKiで連載していましたが、掲載は終了しています。
裸の王様VSアパレル店員
引用元:オモコロ
こちらもアパレルに関する漫画ですね。
着ていた服をディスられて、服選びが怖くなってしまった裸の王様の話です。
服選びの際に思っていることや、ファッションに自信がない人にとっては、めちゃくちゃ共感できる内容になっています。
まさにVSアパレル店員といったような内容です。
オモコロに掲載中なので、気になった方は読んでみてくださいね。
アイとアイザワ
引用元:Amazon
こちらは、かっぴー先生が原作で、作画はうめ先生の漫画です。
瞬間記憶能力者の女の子と人工知能の、SFっぽいストーリーです。
今までかっぴー先生が直接絵を書いていた、勢いのあるギャグ漫画ではありません。
堀江貴文さんも、女子高生と人工知能の組み合わせが面白いと絶賛していました。
アントレース
こちらも、かっぴー先生が得意とするアパレルの作品です。
かっぴー先生は原作、作画は春瀬隼先生です。
なんと、作画担当を募集する漫画家公開コンペが行われ、100を超える応募数がありました。
100も応募が来るのもすごいし、そんな中、作画を勝ち取った春瀬隼先生もすごいですね。
最初は読み切りでしたが、連載となり、単行本3巻まで出ています。
服をデザインしたり、それを作ったりする話なのですが、才能や天才といったようなテーマも感じさせられる作品です。
金子金子(かねこきんこ)の家計簿
引用元:FROGGY(フロッギー)
こちらは、株や投資などのお金についてのサイトFROGGY(フロッギー)で連載されていた漫画です。
お金に厳しい、お金の事しか考えていない金子金子(かねこきんこ)という女子が、合コンにまぎれこんだり金銭感覚を確認したりする、勢いのあるギャグ漫画です。
いつものかっぴー先生の漫画のノリが見られます。
現在もFROGGY(フロッギー)で5話掲載されています。
商社についてなど、ためになる知識も読めるので、気になった方は読んでみてはいがかでしょうか?
バイトバトラー!阿古賀レミ
引用元:FromAしよ!!
こちらは、神奈川育ちの女の子が、東京にあこがれてバイトにチャレンジするストーリーです。
かっぴー先生が直接描いた、つっこみや勢いのある短編ギャグ漫画になっています。
神奈川育ちというところがかっぴー先生と同じなので、もしかしたら自身の体験を書いたのかもしれないですね。
バズマン
引用元:Amazon
こちらは、ネット広告会社で繰り広げられる本格お仕事ギャグ漫画です。
かっぴー先生自身が広告会社で働いた経験があるから、描けたのでしょうね。
いつか絶対おっさんになるキミへ
引用元:note
こちらは、「オジ活」をしている主人公が、若い男子に伝えたいと思っていることを書いています。
雑誌FINE BOYSにて連載していましたが、終了しました。
みーはーちゃんねる
引用元:かっぴーの漫画まとめ
こちらは、おしゃれなみーちゃん、はーちゃんがガールズトークを繰り広げる作品です。
雑誌SPURにて連載していましたが、終了しました。
左ききのエレン
引用元:Amazon
こちらは、広告代理店に就職した駆け出しの青年・朝倉光一や、絵の才能のある少女・エレンなどが出てくる物語です。
キャッチコピーは「天才になれなかったすべての人へ–」で、才能や努力といったような、自分の持っている能力や行動、人生について考えされられるような話になっています。
かっぴー先生が多く描いていたギャグ漫画ではなく、まじめなストーリーです。
「左ききのエレン」には、かっぴー先生が直接絵を描いた「原作版」と、作画をnifuni先生が担当した「リメイク版」が存在します。
「原作版」第一部はcakesで2016年3月24日~2017年9月21日まで掲載されていました。
「リメイク版」は少年ジャンプ+にて、2017年10月7日から現在まで連載中です。
引用元:Amazon
「原作版」の方が勢いや熱量が感じられますが、「リメイク版」の方が絵が上手で見やすく、かっぴー先生の作画では表現しきれずカットしたシーンも描かれています。
物語自体はほとんど同じですが、構成が違っているため、交互に読んでしまうと流れがつながらなくなります。
そのため、交互ではなく、それぞれ通して読むことをかっぴー先生は勧めています。
かっぴー先生が絵を描く原作版2部「左ききのエレン HYPE」は、2019年3月28日に連載をスタートしました。
原作版の最初の方から比べると、画力がかなり上がっていますので、確認してみるのも面白いかもしれません。
かっぴーの嫁・結婚相手はモデル?
かっぴー先生は、2018年7月9日に、「先日結婚した」とWEB上にて発表しました。
式もこれから、という文があったのですが、実際に結婚式が行われたのかは分かりません。
娘さんが生まれた際に「嫁と一緒にモデルやるかも」という文が書かれているので、お嫁さんはモデルのようですね。
また、お嫁さんの実家は熊本だそうです。
お嫁さんが出産後はしばらく熊本で生活する事にしたそうです。
かっぴーの顔画像
引用元:リクナビNEXTジャーナル
こちらがかっぴー先生の顔画像です。
いい笑顔ですね。
髪の毛はパーマのように見えますが…天然パーマでしょうか?
アパレルに詳しいし、おしゃれの知識も豊富な方なので、美容室でパーマをかけてもらっているのかもしれませんね。
引用元:cakes
こちらの画像では、メガネをかけています。
髪も茶色っぽいから、染めているのでしょうか?
ラフな感じがしておしゃれですね。
かっぴーの本名は?
かっぴー先生の本名は、伊藤大輔です。
2018年11月21日に娘さんが生まれたという報告をしていたのですが、その際にかっぴー先生の友人の長谷川哲士さんというコピーライターの方が、「伊藤えんという名前にして、伊藤園に就職させましょう!」なんてことを言ったそうです。
伊藤園といえば、お~いお茶でも有名な会社ですよね。
数々の広告タイアップをしているかっぴー先生ですが、サントリーはしていても伊藤園はまだのようです。
娘ちゃんの名前は別にしたそうですが、本名つながりで伊藤園と仕事してもおかしくないかもしれませんね。
かっぴーの絵や画力は?
かっぴー先生は、数々のWEB漫画を自身の絵で描いてきました。
その画力は画像を確認していただければ分かると思いますが…
引用元:FromAしよ!!
初期の絵は、あまり上手とは言えないかもしれません。
ただ、ギャグマンガということで、勢いを大切にしてあえて下手に描いている可能性もあります。
また、かっぴー先生ご本人も、自分の絵を比べています。
引用元:note
一年という期間で考えると、かなり画力が上がっているのではないでしょうか。
特に手や指の書き方がうまくなっています。
引用元:note
こちらは2018年2月のかっぴー先生のイラストです。
かなりうまくなりましたよね。
他にもフカン(上から見た図)のイラストも描いていますし、かっぴー先生は画力が上がっていく様が外から見て分かりやすいです。
「左ききのエレン」のように、原作版とリメイク版と比べると、どうしても原作版のかっぴー先生の絵が下手に見えてしまいますが、その成長具合も見て取れます。
かっぴー先生の画力が高いとは言いにくいですが、どんどん高くなっている、とは言えると思います。
これからもぐんぐん成長していきそうですね。