『ROOKIES』で知られている有名漫画家森田まさのりさんの作品と経歴についてインターネットで検索をしました。
実は入れ墨を入れている(?)という噂から、某有名漫画家が同じマンションの下の階に住んでいる噂や、結婚相手のお嫁さん、病気についてお伝えいたします。
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森田まさのりさんの作品と経歴について
森田まさのりさんは日本の漫画家です。本名は森田真法。生年月日は1966年12月22日。2018年現在では51歳になります。
出身地は滋賀県栗東市(旧栗太群栗東町)。滋賀県は近畿地方にあり、内陸県、つまり海のない土地になります。
けれども琵琶湖があるのが特徴です。
血液型はO型です。
実家は浄土真宗本願寺派の寺院です。寺の長男として生まれたため、高校一年の夏休みの時に得度(とくど)を受けて僧籍を得ています。
得度(とくど)とは仏教における僧侶となるための出家の儀式です。もともと戒律も護ることを誓えばだれでも僧侶にはなれるのですが、僧侶になれば労働・納税、兵役を免除されるため、僧侶になる人が続出してしまいました。
その為、国家の財政がひっ迫する恐れが生まれたので、僧侶になる人数を制限して、得度を国家の許可制としたそうです。
栗東中学校を卒業した後、滋賀県立守山高等学校在学中に執筆した『IT’S LATE』が手塚賞佳作に入選した森田さんは同作の『フレッシュジャンプ』掲載を経て、漫画家デビューを果たします。
高校を卒業した時に、親には跡を継いでほしいという希望がありましたが、「大学に行かせたと思って四年時間をくれ」と懇願したそうです。
上京した後、『北斗の拳』の作画を担当していた原哲夫さんの下でアシスタント活動を行いながら漫画家修行をしていました。
森田まさのりさんの画風は『事件屋稼業』や『坊ちゃんの時代』の作画を担当した谷口ジローさんや『クライングフリーマン』『サンクチュアリ』の池上遼一さんなどに影響を受けていますが、森田まさのりさん漫画の特徴は「くち」の表現であり、発音通りの口の動きが描けるようにしているそうです。
また『北斗の拳』の雑魚キャラのギャグセリフに強い影響を受けているそうです。
『ろくでなしBLUES』のキャラクターが独特の表情をして「落とす」シーンがあるのは、そのせいかもしれません。
アシスタントをしながら『週刊少年ジャンプ』の増刊号に読み切り作品を発表した後、1987年『BACHI-ATARI ROCK』が『週刊少年ジャンプ』本誌に初掲載をされました。
そして1988年『ろくでなしBLUES』を『週刊少年ジャンプ』に連載開始します。
この連載は1997年まで続きました。足掛け9年の長期連載で、単行本(ジャンプ・コミックス)では全42巻まで発売されています。
東京都武蔵野市の吉祥寺にある帝拳高校を舞台にヤンキーたちのギャグ的日常と他校のヤンキーたちとのバトルとボクシングがメインストーリーです。
主人公の名前は「前田太尊(まえだたいそん)」。当然、アメリカ出身のプロボクサー、マイク・タイソンのもじりです。
『ろくでなしBLUES』の登場人物はみなボクサーやプロレスラー、格闘家やミュージシャンなど著名な人物から引用されています。
また、独特の話法「そうぢゃねえだろ」の「ぢゃ」や「おまえわ」の「わ」などあからさまな文法の間違いを用いてインテリジェンス自体に対する否定的なギャグ表現を行っています。
ポーズや表情、リアクションにもヤンキー≒強い、怖いというニュアンスではなく、あくまでインテリジェンスの低さを強調することで、ユーモア表現まで高めるという漫画表現でチャールズ・ブコウスキーや中島らも等にも近い客観的視点を齎しています。
1998年から『ROOKIES』の連載を開始します。
『ROOKIES』は2003年まで続き、単行本(ジャンプ・コミックス)で全24巻になります。
二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師の川藤幸一が不良の巣窟となってしまっている野球部を再建するため不良たちとと向き合い、指導していく物語です。
でも実は川藤幸一自身は以前在職していた学校で更生させようとした不良生徒に重傷を負わせて、辞任していて…と物語は続きます。
『ROOKIES』の特徴は今どき珍しい、まっとうな青春漫画という所です。そして物語が破綻していないところも素晴らしいところです。
その理由の一つにキャラクター造形の上手さがあります。
川藤幸一のキャラクターは真面目、情熱家、国語教師、格闘技経験者、女性にもてるが女ごころに疎い、起用と不器用がある、石頭、遅刻常習犯、ヤクザ監督と言われている、実は生徒に尊敬されている、パソコン苦手、etc。
つい「そのまんまじゃん」のキャラクター造形が何故これほど受け入れられたのか、というと「そのまんま」にブレがないからです。
この「ブレのなさ」こそ、この漫画の醍醐味で、不安がなく安心して読めるのが特徴です。多分この『ROOKIES』を読んでいて、次の展開が読めない人はいないでしょう。そしてその展開はほぼ的中していたのではないでしょうか。
この予想を裏切らない展開こそ『ROOKIES』の魅力です。だからこそ誰も『ROOKIES』はどこかで嫌いにはなれない部分があるのだと思います。
2005年から『週刊少年ジャンプ』で『べしゃり暮らし』の連載を開始します。
しかし体調を崩してしまい、休載をしてしまいます。『週刊ヤングジャンプ』に移った『べしゃり暮らし』は不定期連載を経て、2015年まで連載をしました。
単行本(ヤングジャンプ・コミックス)で全19巻発売されています。
『べしゃり暮らし』は「学園の爆笑王」を名乗る高校生・上妻圭祐がお笑い芸人を目指す話です。
普段から学校でふざけて暮らしていた上妻はプロの芸人として活動している転校生、辻本潤と出会うことで自分の笑いについて本気で考えることになります。
このように、現在までの連載をみていくと、森田まさのりさんの作品は、高校生が自分の夢や道を見つけるまでの物語が殆どで、そのため高校生がメインキャラクターになります。
そこには理由があり、森田さんは高校卒業と同時に漫画家の道に入った為、会社組織で働いたこともなければバイト経験、合コンの経験もなく、高校時代までを濃密に描くことを漫画家としての姿勢にしているそうです。
この独特のこだわりが森田さんの漫画家としての姿勢に繋がっているため、寺の跡を継がずに漫画家になった結果、檀家を裏切るかたちになり、後ろめたさを感じているそうです。
森田まさのりさんの刺青(?)について
森田まさのりさんが刺青をしている、という噂があるそうですが、検索した結果では情報はありませんでした。
もともと森田さんの実家はお寺です。実は仏教(宗教)と入れ墨は深い関係があります。
もともとタトゥーには宗教的シンボルの意味合いがあります。そのため、そのような噂が流れたのではないでしょうか。
森田まさのりさんの同じマンションの下の階に有名漫画家が住んでいる?について
森田まさのりさんは『ろくでなしBLUES』の連載を始めたばかりのときに階下に住んでいる有名漫画家にからかわれた経験があるそうです。
その漫画家が誰なのかはわからないのですが、多分その有名漫画家さん本人も不安だったのではないでしょうか。
自分が不安だから他人をからかわずにはいられない。本人は愚行の中にいるのですが、愚行をしている自分の姿を見たくないから、他人をからかうことで、自分の愚行を忘れるのです。
ただ、その後、森田まさのりさんが根深くそのことを覚えていたということなので、かなり手ひどい体験だったようです。
森田まさのりさんの結婚相手のお嫁さんについて
森田まさのりさんの結婚についてですが、ネットでは結婚されているという話はありませんでした。
なので、結婚はされていないのではないでしょうか。
森田まさのりさんの病気について
森田まさのりさんは『べしゃり暮らし』の連載途中に体調不良で連載が不定期になっています。
病気については、詳しくはわかりません。